フランケンシュタインの方程式

出発前に、東京駅で買った書籍の一冊は、梶尾真治の「フランケンシュタインの方程式」だった。 スラプスティックスの短編集、と銘打たれているだけあって、楽しめた。 エマノン・シリーズや、美亜に贈る真珠を書いた抒情派とは思えないような、グロテスクな場面も描いた凄い作品だ。 それでも余りズシンと胃に堪えるような重さが無いのが、彼の作風なのか。

もう一冊買ってあるので、読み始めるのが楽しみ。