卓球、露天風呂、ビリヤード、夕食

体育館のような大きな部屋があって、そこに卓球台が二台置いてあった。 皆で少し卓球をして遊んだ。 昔、梶塚真也に大学の頃若干教えて貰ったお陰で、長男にも勝てたし、家内にも勝てて、父親としての威厳を保つことが出来た。 久々にやると、結構面白いものだ。 1〜2年前、サッポロ黒ビールの宣伝で、温泉での卓球のシーンを使っていたのを思い出した。

そこで一汗かいた後、長男と露天風呂に行った。 他に誰も居なかったので、熱い湯をうめる為、水を出しながら、長男と2人、三角の風呂湯の中をグルグル同じ方向に歩き回って、ちょっとした渦巻きを作り出し、楽しんだ。

食事まで更に一時間程あったので、ビリヤードも申込み、長男と父と三人で遊んだ。 所謂「ローテーション」という1から15までの球を落として行くゲームなのだが、三人とも殆ど素人だから、番号順に落とす、なんて言っても出来る訳が無い為、適当に好きなボールを落とす、というルールで遊んだ。

これも、大学時代、梶塚真也に教わって、1〜2回プレイしたことがあったので、ある程度父親の威厳を保つことが出来た。 結構難しいゲームである。 長男は途中で全然巧く球がつけないので、少々めげていたようだが。

夕食は充分な量と、味で、実に良かったが、長男は昼飯を食べ過ぎたせいか、殆ど食べられなかった。 面白かったのはリンゴの中をくり抜いたグラタン。 中が普通のグラタン、蓋の部分はリンゴの生の切り身、入れ物の部分は焼リンゴ、という三つに楽しめる料理だった。 リンゴの焼いたのは好き嫌いがありそうだが、僕は結構好きだった。