朝の湘南ライナー車内が最近騒がしくて眠りにくい

朝の湘南ライナーは、貴重な睡眠時間である。 出発5分前に並んで、座席の窓側を死守し(つまり、品川駅で窓側の人が下車する通路側に居る人が起きて通して上げなくてはならないので)グッスリ眠ることにしているのに、最近はあまりよく眠れないのだ。

車内アナウンスが、馬鹿でも分るようなことを繰り返し大音響で放送するので、目が覚めてしまう、というのが一つ。 あとは、今朝ような馬鹿者が騒ぎを起して、車両中の人の目を覚ましてしまう、ということもある。

大船を過ぎた時点で、一人の若い男(らしい)が、ライナーの最後尾の車掌室前で「しんじらんね〜!」とか「冗談じゃね〜よ!」とか大声で叫び始めた。 どうやら、藤沢かどこかで間違えてライナーに乗車して、大船では開かないドアの前に居たらしく、下車できなかったらしい。 大船の後は、品川まで停車無しだから、もう、どう足掻いても降りられない。

しかし、この馬鹿がいつまでも諦めずに「それじゃ遅刻しちゃうじゃね〜かよぉ!」とか「どうにかしろよ!」なんて叫び続けているので、本当に五月蝿くて眠れやしない。 わざわざ500円も余計に払ってこの列車に乗っているのは、睡眠時間を僅かでも稼ぐ為なんだから、こういう身勝手な馬鹿者が居ると、殺意を感じる。 もう少し騒ぎ続けたら、鞄の中のダンベルを持って行って、永の眠りにいざなってやろうか、と思っていたら、どうやら車掌が巧くなだめたらしく、静まった。

通勤の列車の中のマナーは、様々だが、色々不愉快な行動様式を見せて呉れる大の大人が結構居る。 あれでも会社に行けばそこそこ偉いのかも知れないが、多分、厚顔無恥な図々しさでのし上がったんだろうな、と思わざるを得ないような人が案外居るものなのだ。 人の振り見て我が振り直せ。 僕も軽蔑されるような行動を取らないで済むよう、気をつけよう。