SF読書で睡眠不足

ここ2〜3週間、米田淳一、梶尾真治神林長平、と日本のSF作家の作品を貪り読んでいたが、遂に今週末からはダン・シモンズの「ハイぺリオン・シリーズ」にも手を出し(でも疲れた)更にクラークの「神の鉄槌」や「宇宙のランデブー」も読み始めた。

ハイペリオンは、結構長大な作品で、おまけに結構読むのに疲れる。 SFというより、ファンタジー作品なんだろうか? その点、クラークの作品は今まで、どの作品も堪能出来た。 もしかすると、自分程度の脳味噌だと、クラークのレベルのSFが一番適切なのかも知れない。

ま、だからといってクラークの作品の程度が低い、とは全く言えない。 それどころか、僕にとっては極上のストーリー、エンターテイメント、科学的興味と興奮のバランスを保った、最上級の読書体験である。

どうも「宇宙のランデブー」は「神の鉄槌」の相当前に書かれた作品だったらしく、その旨、後書きに色々書かれていたが、ともかく、こうなったらクラークの全作品を蒐集して読破することにしようかな。 長男にも是非読んで貰いたい作品が多いし。(彼とSF談義が出来るようになったら、どんなにか楽しいだろう、と夢想する。 勿論、あっという間に僕を追い抜いてしまうのだろうけれど)