プリンセス・プラスティック・シリーズ

東京駅まで更に汗だくで歩いて、駅内の書店に飛び込んだ。 プリンセス・プラスティック・シリーズの中の未読の最後の一冊、「フリー・フライヤー」を買いたかったからだ。(上野駅の書店では、結局、買えなかったし、平塚の書店にはこの巻が無かったのだ)

毎週の習慣として、昨日読めなかった少年チャンピオンをまず読み、大船辺りでフリー・フライヤーに切り替えて読み始めたが、結構調子よく読める。 最初の一冊で非常に良い、と感じたのだが、結局最後まで読むと作者がちょっとテーマに関して消化不良なんじゃないか、と感じてしまう。 現代社会の色々な問題に関して、手を出しすぎ、という観があるのだ。

フリー・フライヤーは、消化試合という感じではあるが、まあ、まだ若い作者だから、これからに期待すべきだろう。