生まれて初めてのシドニー

朝9時頃、カンタス航空シドニーに着いた。 実際にはブリスベンに2時間程前到着して、そこで一時間程機体整備ということで降ろされ、再度搭乗して1時間飛んでシドニーに着いた、という訳だ。 もう二度と非直行便なんか使わないぞ。 ふぅ、疲れた。

空港から出て、タクシーに乗ろうか、シャトルバスにしようか、迷ったんだが、経費節減の為に、まずシャトルバスのチケット売場に行って、何分後に出発?と聞いたら、「15分おきに出発してるわよ」と言うので、シャトルバスで行くことに決めたんだが、これがとんでもないバスだった。

マイクロバスに数名乗車したところで、そろそろ出発かな?と思ったら、次々と別の乗客が来るまで待っている。 まさか・・・と思ったら、全席満員になるまで待っているんだ。 タップリ30分程待たされて、更にはシドニーの中心部のホテルに順番に客を降ろして行く、その最後の最後にやっと僕の宿泊したマリオットが。 シャトルバスのせいで約一時間は損した感じがする。 

こういう時、自分の決断力の弱さを感じるんだよな。 マイクロバスが満員になるまで待つつもりなんだな、と思った瞬間に「もう俺は降りる」と言って、バスを出て荷物を引っ張り出してタクシーを使ってれば、30分は節約出来た筈だ。 案の定、「なんだ、タクシー使えば良かったのに」と笑われてしまった。 今度からは時間の為には金を惜しむまい。(どうせ会社の経費で時間を買ってるんだしなぁ・・・)

ウエスティンホテルでは、着替えて、シャワーを使った。 

シドニーのオフィスまでタクシー。 オフィスは以前聞いていた通り、大き目の古い倉庫を改造したもので、外観はレンガだったりするが、古びたものだ。 しかし中に入ると、天井の高い倉庫空間の特徴を目一杯生かした、実に面白いオフィスが広がっている。