長男の算数と理科

長男は、自分のテスト結果に関して、見積が甘い。 今まで何回か受けた実力テストのようなものでも、毎回「凄く簡単だったからもう、満点かも知れない」なんて言うんだが、その度に40点台とか50点台の滅茶苦茶な採点が返って来て、家内も僕もガックリ、ということの繰返しだった。 別に「出来なかったと言うと親が怒るから嘘を言ってその場しのぎしている」という訳でも無いらしく、本当に「出来たのか出来なかったのか、分らない」状態らしいから始末が悪い。

勿論、世間に出て色々な現実世界の問題と対峙するようになれば、正解なんかありはしないし、そうなれば学校でやったような「正解が一つ存在するテスト」が、懐かしく思える程の複雑な世界で生きてゆかなくてはならないんだから、そういった見当が必須だ、とも言えないのかも知れないが、それでも「自分が出した解答が、どの程度の妥当性を持っているだろうか?」ということについて、自分なりのフィードバックを事前に行える能力が無いのは困る。

いずれにせよ、これから18ヶ月が勝負だ。 僕は開成中学受験に失敗したが、なんとか長男にはどこかの中学校に入学出来るように、励まし、育ててやりたいものだ、と思う。(ま、この世代まで来ると、自分で育つ力、というものが肝心だったりもするんだろうけれど。) 高校入試となると、もう僕の力では指導してやるのが難しいだろうから、親の力で入試の準備の手伝いをしてやれるのは、これが最後になるだろう。 あとは進路の相談等かな。 頑張れよ、長男。